滅びるイスラエルと、生き延びる民

【本日のリマ】

エゼキエル書6章8節
しかし、わたしは、あなたがたのうちのある者を残しておく。あなたがたが諸国に追い散らされるとき、剣から逃れる者たちを国々の中に残す。

【追記】

エゼキエル書6章は、姦淫と偶像崇拝によって滅びるイスラエルと、そのとき生き延びる民の話です。

国を失うことで、姦淫と偶像崇拝で集めた罪の遺物は失うことになります。

しかし、生き延びる民には、生命と血統が残ります。

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国が滅ぶとき、心の中は責任転嫁に忙しくて、神様の心情にまで至れません。

しかし、生き延びて時間が経つことで、初めて神様の心情に気づきます。

彼らの姦淫の心と、偶像を慕う彼らの姦淫の目に、わたしがどんなに傷ついたかを思い起こす。(エゼキエル書6章9節より)

栄光の神様が、まさか、自分たちの罪ゆえに傷ついていたとは。

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そのことを知って、悪からの訣別を誓ってこそ、神様によって残された意味があります。

自分たちのした悪や、あらゆる忌み嫌うべきことを、彼ら自らが嫌うようになるとき、彼らは、わたしが主であること、また、わたしが理由もなく、このわざわいを彼らに下すと言ったのではないことを知る。(エゼキエル書6章9節~10節より)