【本日のレーマ】
詩篇145編1節
私の神 王よ 私はあなたをあがめます。 あなたの御名を 世々限りなくほめたたえます。
【追記】
ダビデの賛歌です。
ダビデは、古代イスラエル王国の王様です。
その王様が、神様のことを、《王》と表現します。
王であるダビデからみたとき、神様が、《王の王》たる方であることがわかります。
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では、この地の王であるダビデと、王の王である神様との違いはなんだったのでしょう。
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まず、この地の王であるダビデの王権は、古代イスラエル王国の国境線を超えることはありません。
一方、神様の王権は、一国の国境線とは無関係です。
神の国(原語は王国)の拡大に従って、地上の至る所に神様の王権がおよびます。
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さらに、この地の王であるダビデの王権は、この地上において1代限りです。
一方、神様の王権は、神様が時間を超えて永久に唯一な方であることから、世々、限りなく続く王権です。
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このように詩篇145編1節では、この地の王であるダビデが《私の神、王よ。》とほめたたえるところに、神様の王権の高い価値を知ることができます。