いのちの書に記される者

【本日のレーマ】

ダニエル書、12章1節より
国が始まって以来、その時まで、かつてなかったほどの苦難の時が来る。しかしその時、あなたの民で、あの書に記されている者はみな救われる。

【追記】

ダニエルは、反キリストによってもたらされる世界的な艱難を報せます。

それは、黙示録にも同じく知らされる艱難です。

国を失う苦しみも、捕囚になる苦しみも、この艱難の期間を生き延びて越えるために、主が与えた訓練かもしれません。

主は、この艱難にあっても、《あの書》に記されている者はみな救われると言います。

あの書とは、なんでしょう。

聖書に、次のようにたびたび登場する、いのちの書のことです。

主はモーセに言われた。「わたしの前に罪ある者はだれであれ、わたしの書物から消し去る。(出エジプト記、32章33節より)

彼らがいのちの書から消し去られますように。正しい者と並べて、彼らが書き記されることがありませんように。(詩篇、69編28節より)

わたしは、むなしい幻を見、まやかしの占いをしている預言者どもに手を下す。彼らはわたしの民の交わりに加えられず、イスラエルの家の文書にもその名を記されない。(エゼキエル書、13章9節より)

しかし、霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」(ルカ10章20節より)

この人たちは、いのちの書に、名が記されているクレメンスやそのほかの私の同労者たちとともに、福音のために私と一緒に戦ったのです。(ピリピ書、4章3節より)

キリストと共に歩む人々は、みな天にあるいのちの書に記されます。