【本日のリマ】
申命記1章33節
主はあなたがたが宿営する場所を探すために、道中あなたがたの先に立って行き、夜は火の中、昼は雲の中にあって、あなたがたが行くべき道を示されるのだ。
【追記】
エジプトを出て荒野を行く民は、自分たちの現在を案じます。
その現在の不安に耐えられずに、神様への不平不満を、ついつい口にします。
主は私たちを憎んでおられるので、私たちをエジプトの地から連れ出して、アモリ人の手に渡し、私たちを根絶やしにしようとしておられるのだ。(申命記1章27節より)
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荒野の民のように《神は私を憎んでいる》と思ったら、神様との関係は築きようがなくなります。
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それを聞いて、モーセは、こう答えます。
この場所に来るまでの全道中、あなたの神、主が、人が自分の子を抱くようにあなたを抱いてくださったのを、あなたがたは見ているのだ。(申命記1章31節より)
今までの過去を振り返ってみれば、どうでしょう。
かげにひなたに我が子を抱くようにされた神様がおられたことに、気づきます。
ここでのモーセは、不満しかない人々に対して、《あなたは神様に愛されている》ことを、まず気づかせたいのです。
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モーセの話は、さらに続きます。
主はあなたがたが宿営する場所を探すために、道中あなたがたの先に立って行き、夜は火の中、昼は雲の中にあって、あなたがたが行くべき道を示されるのだ。(申命記1章33節より)
神様は、道中を先に立って行かれます。そして、行くべき道を一人ひとりの良心に教えます。
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それでも、現在の不安に耐えられないなら、それはなせでしょう。
良心の声を聞かず、行くべき道を知らずに、ふらふら進む自分に原因があるのかもしれません。
行くべき道は、神様が先に立って行かれ、一人ひとりの良心に教えています。