罪に酔ってしまえば、子供らの手も届かない

【本日のリマ】

イザヤ書51章18節
彼女が産んだすべての子らのうち、だれも彼女を導く者はなく、彼女が育てたすべての子らのうち、だれも彼女の手を取る者はない。

【追記】

イザヤ書51章の中の《彼女》は、罪に酔っているエルサレムの地、またはエルサレム神殿を指していると思われます。

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かつての彼女(エルサレム)は、神の足台として栄光の座でした。

しかし、その彼女(エルサレム)は、今は異教の教えに染まり、罪に酔っています。

夫たる神様から離れて、独り身として放縦に振る舞い、身近で忠告していた子らを遠ざけました。

そのため、彼女(エルサレム)の産んだ子らのうちで、その手を取って導いている者は、もはやいません。

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冒頭の聖句は、罪に酔っているエルサレムに対する警告です。

神様から離れて罪に酔ってしまえば、産んだ子たちでさえも救えなくなるという恐ろしさを、たとえで伝える教訓です。