【本日のリマ】
ローマ人への手紙11章6節
恵みによるのであれば、もはや行いによるのではありません。そうでなければ、恵みが恵みでなくなります。
【追記】
《恵み》の前提が、《善行などの条件》であれば、人にとって恵みは当然の報酬にすぎません。
当然の報酬であればそこに感謝は生じません。
恵みが、感謝する恵みでなくなってしまうわけです。
・・・
どこに問題があったのでしょう。
一つには、《恵み》の前提を《行い》とする、ドライな雇用契約にしてしまった人間の問題です。
もう一つには、目に見えない恵みを受けても、それに気づかないという、感性の問題です。
もしも、人が、目に見えない恵みを、神様から自分の行いの何倍も受けているのだと気づけば、
そのときこそ、恵みは、神様への感謝に尽きぬ恵みになります。