大仕事の後

【本日のリマ】

列王記第一19章18節
しかし、わたしはイスラエルの中に七千人を残している。これらの者はみな、バアルに膝をかがめず、バアルに口づけしなかった者たちである。

【追記】

北朝イスラエルは、国全体がバアルによる偶像崇拝に浸かっています。

そこで、エリヤは、カルメル山にバアルの偽預言者450名を集めて、奇蹟を見せて討ち滅します。

このようにエリヤは、一世一代の大仕事を終えました。

しかし、民の基盤はなく、逆に逃げなければなりませんでした。

そこで、エリヤは、主に憐れみを請います。

『主よ、もう十分です。』(列王記第一19:4)

これほどの大仕事を終えながら結果が出ないことに、エリヤは絶望したのでしょう。

そこで、冒頭の聖句が主の言葉により与えられます。

エリヤ自身の代でできることがなくとも、先の世代に未来を託すことができます。

事実、エリヤには先の世代として、あとを継ぐエリシャが準備されていたのでした。

そのことに、エリヤは感謝することになります。