平和の視点

【日々のリマ】2023年1月31日(火)

イザヤ書33:17
あなたの目は麗しい王を見、遠くまで広がる国を眺める。

【追記】

イザヤは、神様の目を透して、平和の王として来られるキリストの姿を麗しく見ます。

イザヤによるキリスト預言です。

イザヤは、キリストを王統とする王国が、はるか遠くまで拡大していく未来を見ます。

そして、神様は、イザヤの心を通して、かつての苦い経験を思い巡らします。

数えた者はどこにいるのか。量った者はどこにいるのか。やぐらを数えた者はどこにいるのか。あなたはもう横柄な民を見ない。難しくて聞き取れない外国語(直訳:異なるもの)を、口ごもって、わけの分からないことば(直訳:舌)を話す民を。

イザヤにとっては、アッシリヤとの当時の戦争の記憶です。

わざわいだ。・・裏切りをやめるとき、あなたは裏切られる。(イザヤ書33:1) 

裏切りによる戦争は、過去のことではありません。

現在、大国がした約束の裏切りは、ロシアを見境のない戦争に駆り立てました。

大国がその裏切りを今から認めれば大義を失くし裏切られるため、被害が拡大すると分かっていて肩入れを続けなければなりません。

端にいる横柄な人々は、分からない言説を弄して、戦争の原因を作った当事者ではなく、被害を及ぼす当事者を感情で責めます。

本当の問題の解決は、裏切る前に立ち返って、そこから正しい方向に進むことでしょう。

今こそ、裏切りの当事者の視点ではなく、それらを超えた神様(キリスト)の視点が必要です。