ステパノの殉教

【日々のレーマ】2022年12月8日(木)

使徒の働き7:56
「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」と言った。

【追記】
使徒ステパノの言葉です。
ステパノは、この直後に殉教します。

ステパノが地上で最後にイエス様を証しする言葉は、ステパノを殺す民衆の服を番していたサウロ(後のパウロ)の心に突き刺さったはずです。

最初のステパノを初め、12弟子の内、イエス様から長生きと言われたヨハネを除けば、伝道活動をしながら殉教の道を歩んでいます。

イエス様の十字架のとき、雲散霧消して隠れてしまった弟子たちからは考えられない姿です。

・・・

十字架の直後、イエス様の福音を地上に継承する人はいませんでした。
第一弟子のペテロでさえ、故郷に帰って漁師に戻ろうとしていたのです。

そのため、主の予定によって、イエス様は3日後に復活されます。
散り散りになる弟子たちを再び集める必要があったのです。

その復活の期間は長かったのでしょうか。
いいえ、その後の2000年に及ぶキリスト教史に比べれば、復活は40日とあまりにも短いです。
しかし、その貴重な40日の復活こそが、弟子たちにとって新たな出発になったのです。