主のご計画は

【日々のレーマ】2022年11月6日(日)

エレミヤ書32:19
そのご計画は大きく、みわざには力があります。

【追記】
エレミヤ書32章では、南朝ユダがバビロンによって包囲されています。
預言者であるエレミヤには、南朝ユダがバビロンに占領されることは分かっていました。

それなのに、主は、エレミヤに土地の購入を命じます。
エレミヤは、銀17シュケルをもって土地を買い、土地の購入証書を保存します。

バビロンに占領されてしまえば、略奪される土地です。
エレミヤは、自分のものにならない土地にお金を払ったことになります。

エレミヤは、理屈に合わないことをしています。
なぜ、主は、エレミヤが損をする土地購入を命じたのでしょう。

エレミヤに対する主の答えは、こうです。

エレミヤ書32:15 【なぜなら──イスラエルの神、万軍の主はこう言われる──再びこの地で、家や、畑や、ぶどう畑が買われるようになるからだ。】

その土地は、バビロンに略奪されても、エレミヤすなわち神側が所有する土地として天地に開放を宣言する必要があったのでしょう。

何十年も先、そのときエレミヤはいないでしょうが、捕囚の民が戻ったときを見据えたことです。

さらに言えば、今は損をすることが、相手の背後(サタン)をあざむくために必要だったのかもしれません。
それは、主がなされる天宙での行為の内、人は地上で起きる半分しか見ていないということです。

人間の頭では計り知れないほど不合理かつ不条理なことでも、神様には必要にして理にかなったご計画があるということです。
(頭で考える賢い人ほどつまずきやすいのかもしれません。)

ここで大切なことは、神様のご計画です。

冒頭の聖句をもう一度読んでみましょう。

そのご計画は大きく、みわざには力があります。