【日々のレーマ】2022年10月5日(水)
エゼキエル書 38:14
それゆえ、人の子よ、預言してゴグに言え。『神である主はこう言われる。わたしの民イスラエルが安心して住んでいるとき、まさに、その日、おまえは知ることになる。
【追記】
旧約のエゼキエル書の【ゴグにかかる予定】です。
(同様に、新約の黙示録にも【ゴグにかかる予定】があります。)
千年王国の後、ずっと未来の予定かと思います(私の考えです)。
ゴグは、終わりの日に廃墟から回復して平穏に暮らすイスラエル国に攻め上る大軍勢です。
神様は、【おまえは、わたしが昔、わたしのしもべであるイスラエルの預言者たちを通して語った、まさにその者ではないか。】といいます。(エゼキエル38:17)
この【まさにその者】との言葉から、ゴグの正体は、人間の長い歴史を通して神様に逆らってきた黒幕だと分かります。ついに黒幕が総力をもって正体をあらわすときのようです。
普通は、攻められるイスラエル側に讒訴される理由があるのですが、エゼキエル38章にイスラエル側の非は見当たりません。
ゴグに対する神様の態度は毅然としてこうです。
38:17【ゴグがイスラエルの地を攻めるその日──神である主のことば──わたしの憤りは激しく燃え上がる。】
神様は、剣を呼び寄せて、神様のすべての山々において、ゴグを攻めます。
さらに、神様は大地震、疫病、流血、豪雨、ひょう、火、硫黄をもってイスラエルに加勢します。
すると、ゴグは同士討ちを始めます。
聖書にたびたび登場する「同士討ち」です。
神なき集団が、うまくいかないからと仲間を悪だと言って互いに攻撃して滅びるパターンです。
エゼキエル38章は、次の聖句で締めくくられます。
38:23【わたしは、わたしが大いなる者であること、わたしが聖であることを示し、多くの国々の見ている前でわたしを知らせる。そのとき彼らは、わたしが主であることを知る。】
新しい歴史の出発です。