【本日のレーマ】2022年8月15日(月)
エレミア書 1.5
「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」
【追記】
冒頭の聖句は、神様がエレミアを召命する場面です。
神様がエレミアを選んだのは母の胎から出る前からでした。
私たちは、神様がエレミアを選んだのは、彼に並外れた能力があったからだと考えがちです。
しかし、そうではありません。それは、エレミアと神様の次のやり取りから分かります。
6【そこで、私は言った。「ああ、神、主よ。ご覧のとおり、私はまだ若くて、どう語っていいかわかりません。」】
7【すると、主は私に仰せられた。「まだ若い、と言うな。わたしがあなたを遣わすどんな所へでも行き、わたしがあなたに命じるすべての事を語れ。】
8【彼らの顔を恐れるな。わたしはあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。―主の御告げ―」】
エレミアは人の顔を恐れる若者でした。
彼は、人前で語る方法を知りません。
(私は吃音持ちで似ているので、エレミアを応援したくなります)
もしも・・人間が預言者を選ぶのであれば、雄弁に語る者を選ぶでしょう。
しかし、神様はそんな外的な能力で選んでいないのです。
神様がエレミアを選んだ理由は、何だったのでしょうか。
エレミア書のその後を読めば・・
エレミアには、真面目さや善良さがあります。さらに、エレミアには、辛抱強さがあります。
神様がエレミアを選んだ理由は、そんな彼の内面の良さだったように思います。
だからこそ、エレミアの外的な不足は、神様にとって小さいことだったのです。
心配するエレミアに、神様は【人の顔を恐れるな】と励まします。
内面に良いものがあるのだから、外的な不足は補えるはずと、神様は教えたいのです。
私たちも、自信がないのに神様から選ばれたのなら、内面の良さで選ばれたと自信を持ちましょう。
そして、私たちが自信が無ければ、外的な不足を神様が励ましていると感じましょう。
唯一なる神様が励ますのですから、それをパワーにして外的な不足を補っていきましょう。