【本日のレーマ】2022年8月13日(土)
サムエル記第1 17.34
ダビデはサウルに言った。しもべは、父のために羊の群れを飼っています。
獅子や、熊が来て、群れの羊を取って行くと、私はそのあとを追って出て、それを殺し、その口から羊を救い出します。それが私に襲いかかるときは、そのひげをつかんで打ち殺しています。
【追記】
ペリシテは、イスラエルを攻撃するために陣を敷きました。
イスラエル側も、迎え撃つために谷を挟んで相対しました。
ペリシテの陣から巨人ゴリヤテが出て叫びます。
「おれと勝負して勝ち、おれを打ち殺すなら、おれたちはおまえらの奴隷となる。もし、おれが勝って、そいつを殺せば、おまえらがおれたちの奴隷となり、おれたちに仕えるのだ。」
イスラエルの戦士はこれを聞いて意気消沈し、ゴリヤテを恐れました。
ゴリヤテと戦うものはいませんでした。
そして40日、ゴリヤテは朝早くと夕暮れに同じことを叫ぶのでした。
少年ダビデが、このゴリヤテと戦おうとします。
王サウルはこれを止めようとします。
冒頭の聖句は、このときダビデが言った言葉です。
「父のために羊の群れを飼っています。獅子や、熊が来て、群れの羊を取って行くと、私はそのあとを追って出て、それを殺し、その口から羊を救い出します。それが私に襲いかかるときは、そのひげをつかんで打ち殺しています。」
ダビデは、なぜ戦うのか、その理由をいいます。
【父から羊を預かった】私は、羊を守るために戦う・・
イスラエルの戦士たちは、目の前の敵ゴリヤテしか見えませんでした。
彼らは、唯一なる神様から預かったものがあることを忘れていました。
私たちも、目の前の現実が大きいからといって、唯一なる神様から預かったものを忘れないようにしましょう。
そこから大きな現実を越えるパワーが出ます。
ここから鉄の杖が意味するものを考えましょう。
内なる自分に対しては、キリストのみ言葉になります。
外の世界に対しては、唯一なる神様から預かったものを守るという意味になります。