罪を赦す権能

【日々のレーマ】
2022年7月19日(火)

申命記 22.24

あなたがたは、そのふたりをその町の門のところに連れ出し、石で彼らを打たなければならない。

彼らは死ななければならない。

これはその女が町の中におりながら叫ばなかったからであり、その男は隣人の妻をはずかしめたからである。

あなたがたのうちから悪を除き去りなさい。

【追記】

これが、姦淫の裁きにおいて両者を石打ちの刑にする理由です。

男の非はもちろんです。一方、町にいながら助けを求めなかった女性にも非があるとしています。

サタンに誘惑されたエバは、神様やアダムに助けを求めることもできました。しかし、エバはそれをしませんでした。サタンの誘惑から逃れようとしなかったのです。

そのことが、堕落人間の原罪の原因にあります。

一方、イエス様は、姦淫の女を石打ちの刑から救いました。

人々(堕落人間)に対して、罪無きものが女に石を投げなさいと言った有名な話です。

イエス様のどんな権限で姦淫の女を救ったのかを考えましょう。

罪を本当の意味で許すことができるのは、どなたでしょう。

自分で自分の罪を許すことはできません。自分の良心が罪があることを分かっているからです。

嘘をついて法廷でたとえ許されも、自分の良心の呵責から逃れられません。

真に赦されるのは、被害を受けた人が恨みを越えても【お前を赦す】と言ったときです。

堕落人間の原罪によって被害を受けた方は、どなたか考えてください。一番の被害を受けたのは神様です。

したがって、原罪を赦すことができるのは神様であり、神様が【お前を赦す】と言ったときです。

そこから、キリスト(イエス様と再臨者お父様)が堕落人間の原罪を赦すことができる理由が分かります。