義人はいない、ひとりもいない

【今朝のレーマ】
2022年6月28日(火)

ローマ 3.13

「彼らののどは、開いた墓であり、彼らはその舌で欺く。」

「彼らのくちびるの下には、まむしの毒があり、」

【追記】

神様はモーセに人間が守るべき法として十戒を与えました。

その十戒を中心にして、ユダヤ人は信仰上守るべき律法を作りました。

旧約時代の人々は、この律法を守ることで義とされました。行義時代ですね。

しかし、ローマ人への手紙の中でパウロはこう言います。

【義人はいない、ひとりもいない】

そして、日々のレーマになります。

イエス様が来られるまでは、律法を守って義人になれる人はいなかったと言うのです。

パウロはこう断言します。

【律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです。】

しかし、キリストが地上に来られたことによって、神様との契約である律法に重大な変化が起きます。

【しかし、今は、律法とは別に、しかも律法と預言者によってあかしされて、神の義が示されました。】

【イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、】

新しい時代は、キリスト(イエス様・再臨主お父様)が私たちに見本を示した神への愛と人への愛を実践することによって、神様から義人と認められる時代です。

それは、キリスト以前にはなかったことです。

では、そのまでの律法は何だったのでしょう。パウロの結論はこうです。

【それでは、私たちは信仰によって律法を無効にすることになるのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、律法を確立することになるのです。】