アベルカインの勝利

【今朝のレーマ】
2022年6月25日(土)

サムエル記① 14.45

すると民はサウルに言った。

「このような大勝利をイスラエルにもたらしたヨナタンが死ななければならないのですか。

絶対にそんなことはありません。主は生きておられます。

あの方の神の毛一本でも地に落ちてはなりません。

神が共におられたので、あの方は、きょう、これをなさったのです。」

こうして民はヨナタンを救ったので、ヨナタンは死ななかった。

【追記】

サウルは、民を飢えに苦しめていました。

それは、敵に復讐するまで食事をとる者は呪われるとの言葉を民に誓わせたためです。

イスラエルに大勝利をもたらした勇者ヨナタンは、それを知らずに僅かな蜜を口にします。

サウルはねたみの強い王です。我が子であるヨナタンでさえも殺そうとします。

しかし、ヨナタンの味方であった民は。サウルの命令を誰も聞きません。

孤立して頑なになったサウルは、神様に自分かヨナタンかどちらかがを取り分けよと問います。

神様はヨナタンを選びます。神様はその権威でヨナタンを救ったのです。

しかし、サウルは、神様の権威に逆らって、ヨナタンを殺そうとします。

そこで、日々のレーマの箇所になります。

民は、神様と共にあるヨナタンを殺すべきでないと、サウルに直訴します。

ねたみの強いサウルに逆らうのです。民にとっては命がけであったでしょう。

こうして神様と共にあるヨナタンは死ななかったのです。

ここで、サウルはサタンの立場であり、ヨナタンはアベルの立場であり、民はカインの立場です。

サウル(サタン)の試練のとき、ヨナタン(アベル)は民(カイン)と一体化して勝利したのです。

(補足)

生命維持装置をとってお父様を殺そうとした韓オモニを思い出しました。

韓オモニ(サタン)の試練のとき、亨進様(アベル)は国進様(カイン)と一体化してお父様を守ります。

このカインアベルの一体化によって、お父様と神様による未来のご計画は守られ、母がいなくてもその子たちが父の使命を受け継ぐことができるようになったのです。