永遠のいのちを受ける

【今朝のレーマ】2022年6月9日(木)

ルカ福音書 10.25

すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。

「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」

【追記】

イエス様は、この律法の専門家に「律法には、何と書いてありますか」と問い返します。

律法の専門家は「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また、『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」

原理で言う「信仰基台」と「実体基台」になりますね。神様と共にあって、隣人を愛せという律法の内容です。

これをすぐに答えることができた律法の専門家はとても律法の本質を理解されていたのだと思います。

イエス様も「そのとおりです。それを実行しなさい。そうすれば、いのちを得ます。」と返します。

そして、有名なサマリア人の教えになります。

それは、強盗により着物をはぎ取られ、半殺しにされた彼が道にいたらという例え話です。

祭司やレビ人という当時の有識者は、彼をよけて反対側を通り過ぎたとします。

サマリア人は、彼を介抱し、宿の面倒まで見たとします。

イエス様は問います。「この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」

律法の専門家は「その人にあわれみをかけてやった人です」

するとイエスは言われます。「あなたも行って同じようにしなさい」

イエス様は、律法の専門家に対して真摯に向き合って教えてくださっていますね。