ダニエルのふるまい

【今朝のリマ】2022年6月1日(水)

ダニエル書 2.8
王は答えて言った。「私には、はっきりわかっている。あなたがたは私の言うことにまちがいはないのを見てとって、時をかせごうとしているのだ。

【追記】
バビロンの王は夢をみました。
王は、その夢解きをバビロンの知者たち(呪術者など)に求めます。
ただし、王は、夢の内容をまず言い当てろと知者に迫ります。夢の内容を言い当てなければお前の家を滅ぼすというわけです。
知者たちは言い逃れのためにこう言います。
「この地上には、王の言われることを示すことのできる者はひとりもありません。」
私たちの能力には必ず限界があります。限界のない人間はいません。
そのため、自分の努力や能力(孤軍奮闘)では不可能なときが来ます。
そんなとき、言い逃れで責任を隠し、時をかせごうとするかもしれません。
リマの箇所はその場面です。

一方、その話を聞いたダニエルは違いました。仲間たちの元に帰って祈ります。
天の神のあわれみを請い、ダニエルとその同僚が他のバビロンの知者たちとともに滅ぼされることのないようにと願います。
ダニエルは、神様から王の夢とその解き明かしを啓示(インスピレーション)で授けれます。その啓示を王に告げます。
ダニエルは、知者の命を救います。ダニエルは、バビロンの長官に出世します。

ダニエルと知者たちの違いはどこだったでしょうか。
どちらも、自分の能力に限界があることは分かっていました。
自分の能力に奢った知者たちはそこを超えることができませんでした。
自分の能力に謙虚だったダニエルは、神様と共にあったので、そこを超えることができたのです。