【日々のレーマ】
ペテロの手紙第一,3章7節
同じように、夫たちよ、妻が自分より弱い器であることを理解して妻とともに暮らしなさい。また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。そうすれば、あなたがたの祈りは妨げられません。
【追記】
ペテロは、薄っぺらいフェミニストではありません。
その証拠に、ペテロは、妻たちに対してはこう諭します。
同じように、妻たちよ、自分の夫に従いなさい。たとえ、みことばに従わない夫であっても、妻の無言のふるまいによって神のものとされるためです。(ペテロ第一,3章1節)
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このように、ペテロは、夫と妻の違いを諭すのです。
一方、現代は、一人ひとり、すなわち個人としての価値を尊重するあまり、夫と妻の違いを口にすれば批判のまとになります。
しかし、夫と妻には、そもそも体力の違いがあれば、興味や関心の違いもあるのです。
そのため、お互いの足りないところを補い合うことで、一緒にいれば自然に役割が生まれます。
そうやって代わるに代われない役割が夫と妻に生まれるからこそ、一緒にいるべき必要があります。
冒頭の聖句で、夫と妻が【いのちの恵みをともに受け継ぐ者】になると言われる理由です。
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創世記第2章にも、こう書かれる通りです。
これこそ、ついに私の骨からの骨、私の肉からの肉
それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。
(創世記,2章23節から24節より)
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このように、夫と妻それぞれに役割が活かされてこそ、神様からみてあるべき個人の価値が最大限に活かされるのです。