ジャッカルさえも、その子に乳を飲ませる

【日々のレーマ】

哀歌,4章3節
ジャッカルさえも乳房をふくませて、その子に乳を飲ませる。しかし、娘である私の民は、荒野のだちょうのように無慈悲となった。

【追記】

旧約聖書の哀歌4章は、神様を見失ったエルサレムの惨状を嘆いています。

親なる神様を見失った影響は、エルサレム、すなわち社会の中にどう現れるのでしょう。

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獰猛で牙をむくジャッカルでさえ、我が子には牙をむきません。乳を与えて愛情を注ぎます。

それなのに、万物の霊長である人間は、まれにではありますが、育児放棄が世間の事件になります。

育児放棄をする人にとっては、その人自身も親子関係が悪くて、愛されなかったと思っているかもしれません。

そのために、子供の愛し方がよく分からないという事情もあるでしょう。

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そのような育児放棄の悪い連鎖であれば、どこかの時点で断ち切る必要があります。

それには、親なる神様が、そんな自分でさえもいつも愛してくださっていた、そのことを知るところからです。