【日々のレーマ】
ヨハネの福音書,16章3節
彼らがそういうことを行うのは、父もわたしも知らないからです。
【追記】
イエス様は、弟子たちにこう言われました。
人々はあなたがたを会堂から追放するでしょう。実際、あなたがたを殺す者がみな、自分は神に奉仕していると思う時が来ます。(ヨハネ伝,16章2節より)
このように、弟子たちは、同じ神様を信じるユダヤの同胞から、人として最低限の扱いを受けません。
このことは、遠くの無神論者から受ける迫害とは、比べものになりません。
より近い同胞の兄弟から受ける仕打ちですから、こころ痛く、つらく悲しい仕打ちになります。
同じ神様を信じる同胞として、お互いを異端や分派と扱うのは、このような仕打ちです。
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イエス様は、そんな弟子たちに、こう教え諭します。
彼らがそういうことを行うのは、父もわたしも知らないからです。(ヨハネ伝,16章3節より)
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父なる神様の本体を知るのは、ただお一人、御子であるキリストのみです。
一方の私たちは、キリストではないため、神様の本体を完全に知りえません。
イエス様が、弟子は、師を超えないと言われた通りです。
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完全ではないため、人間は、神様とそこから来られるキリストに対する考えに、違いが生じます。
しかし、違うからといって、お互いを異端や分派と扱ってはいけません。
もし、お互いを異端や分派と扱うなら、愛を失い、神様とキリストから離れるからです。
同胞として扱い、お互いに敬意を払いましょう。