乾いたパンが一切れあって平穏なのは、

【日々のレーマ】

箴言,17章1節
乾いたパンが一切れあって平穏なのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。

【追記】

2つの家庭が登場します。

一方の家庭は、乾いたパンが一切れあります。

その一切れは、家族で分け合うことになります。

育ち盛りの兄弟がいる家なら、取り合いの喧嘩になりそうです。

しかし、パンは取り合いにならず、平穏とのことです。

子供たちにも、一切れのパンしかないとわかっているのでしょう。

譲り合わないと、誰かが腹ペコで飢えます。

仲良く一切れのパンを家族で分け合うからの平穏です。

・・・

もう一方の家庭は、ごちそうが沢山あります。

食べるものには、ことかきません。

いざこざの原因は、食べ物ではありません。

しかし、何が原因か、いがみ合い、争いが絶えません。

・・・

箴言の書は、この2つの家庭にあって、こう諭します。

乾いたパンが一切れあって平穏なのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。(箴言,17章1節)

箴言がいうことですから、ここでの【まさる】という意味は、神様の広い視点であって、今の瞬間だけのことではないかもしれません。

争いに満ちる家庭で育つ子供よりも、貧しくとも平穏である家庭で育つ子供の方が、未来においてまさる、という意味も含まれるでしょう。