ダビデに一時退却を判断させたフシャイの智略

【日々のレーマ】

サムエル記第二,17章21節
さあ、急いで川を渡り始めてください。アヒトフェルがあなたがたに対して、これこれのことを進言したからです。

【追記】

ダビデ王の三男アブサロムは、父であるダビデに対して謀反を起こしました。

このとき、ダビデの参謀であったアヒトフェルまで、ダビデを裏切ります。

アヒトフェルは、ダビデに逃げる時間を与えずに、速攻することをアブサロムに進言します。

・・・

一方、もう一人の参謀であったフシャイは、速攻ではなく、全イスラエルの軍を招集して、大軍で確実にダビデを打つべしと進言します。

実は、フシャイはダビデの味方でした。

アヒトフェルの速攻策に反対することで、ダビデに逃げる時間を与えようとしたのでした。

・・・

さらに、フシャイは、ダビデを逃がすため、信頼できる祭司を通して、ダビデの元に一時退却をうながす伝令を送ります。

ダビデたちは、この伝令のおかげで、ヨルダン川をわたって助かりました。

・・・

反逆者アブサロムのつまづきの一つです。

それは、神様がダビデを一時退却させてまで、イエス様につながるダビデの次代ソロモン王の血統を大切にされたからです。