天地創造された、唯一なる御方である神様

【日々のレーマ】

エレミヤ書,10章11節
あなたがたは、彼らにこう言え。『天と地を造らなかった神々は、地からも、この天の下からも滅びる』と。

【追記】

ここで、【神々】の原語、つまりアラム語の【エラハヤ・ァ】は、複数形の単語です。

天地を創造された神様は、唯一なる御方であって、複数形になることはありません。

神様といえば、天地を創造された御方のほかにいません。

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冒頭の聖句において、『天と地を造らなかった神々』とは、神とは名ばかりの偽りの存在になります。

神を騙る偽りといえば、諸々の霊的存在や、もの言わぬ偶像や、詐欺なる人間や、果ては動物や、気象現象や、宇宙といったたぐいまで、人の周りに沢山あります。

しかし、それらは、落ち着いて冷静にみれば、被造物に過ぎません。

被造物が、造り手である神様になったという、ためしはありません。

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冒頭の聖句は、神ならぬ存在を神と偽れば、その存在は存在の理由を失って、天と地のすべてで滅びることを、教えています。