【日々のレーマ】
マタイの福音書、25章31節
人の子は、その栄光を帯びてすべての御使いたちを伴って来るとき、その栄光の座に着きます。
【追記】
イエス様は、神の一人子、キリストです。
一方、イエス様は、ご自分のことを、【人の子】とも呼ばれます。
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【神の一人子】なら、キリスト者にとって、イエス様をイメージしやすい呼び名です。
イエス様は、神様の唯一なる御霊を持って、地上に降臨された、というイメージになるからです。
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それに対して、【人の子】はどうでしょう。
人間であれば、誰もが人の子になります。
人の子であることは、普通のことです。
だから、人は、自分が【人の子】であると、あえていいません。
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それなのに、イエス様は、たびたびご自分のことを【人の子】と呼ばれます。
なぜでしょう。
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一つの事実として、【人の子】は、イエス様が母の胎から誕生した事実を、人々に想起させます。
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ここで、冒頭の聖句を振り返りましょう。
人の子は、その栄光を帯びてすべての御使いたちを伴って来るとき、その栄光の座に着きます。(マタイ伝、25章31節より)
ここで、イエス様は、再臨のキリストのことも【人の子】と呼ばれます。
この聖句によれば、再臨のキリストも、イエス様のときと同じように、神様の唯一なる御霊を持ちながら、母の胎から誕生することを、人々に想起させるのです。