もう互いにさばき合わないようにしましょう

【本日のレーマ】

ローマ人への手紙14章13節
こういうわけで、私たちはもう互いにさばき合わないようにしましょう。いや、むしろ、兄弟に対して妨げになるもの、つまずきになるものを置くことはしないと決心しなさい。

【追記】

同じキリスト者であっても、信仰観は互いに異なります。

ローマの教会にあっても、古い律法の教えを重視する人と、キリストによる新しい教えを重視する人がいました。

彼らは、自分が正しいと主張して相容れず、互いにさばき合っていました。

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使徒パウロは、それに対して、こう諭します。

他人のしもべをさばくあなたは何者ですか。しもべが立つか倒れるか、それは主人次第です。(ロマ書14章4節より)

あなたが裁いている相手は、主が立てた者です。

主が立てた者をさばくあなたは何者ですか。

相手が立つか倒れるかは、あなたが決めることではありません。主である神様が決めることです。

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さらに、使徒パウロは、こう諭します。

私たちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死にます。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。(ロマ書14章8節より)

同じ主にあって生きる兄弟どうしです。その兄弟をなぜ見下すのですか。

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そうして、兄弟を見下す者に対し、使徒パウロはこう諭します。

こういうわけで、私たちはもう互いにさばき合わないようにしましょう。いや、むしろ、兄弟に対して妨げになるもの、つまずきになるものを置くことはしないと決心しなさい。(ロマ書14章13節より)