栄光と試練の方

【本日のリマ】

ヘブル人への手紙4章15節
私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において、私たちと同じように試みにあわれたのです。

【追記】

イエス様は、ご自分のことを、こう言われます。

「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕するところもありません。」(マタイ8章20節)

 イエス様が12才の頃、イエス様の家族は、エルサレムからの帰路につきますが、一日の道のりの間、イエス様がいないことに、誰も気が付きません。(ルカ2章44節を参照)

旅の途中で、我が子が丸一日いないことに、気づかない親はいません。

狐には、帰るべき穴、つまり家庭があります。

しかし、自分には《枕するところもない》というのは、そんな寂しいご自分の立場を物語っているのかも知れません。

現代において、イエス様と言えば、栄光の姿をイメージします。

しかし、イエス様の生涯は、堕落したこの世のゆえに、私たちと同じ試練にあわれていたのです。