【本日のリマ】
マルコの福音書9章40節
わたしたちに反対しない人は、わたしたちの味方です。
【追記】
マルコ9章38節~40節には、《味方》についての知恵が説かれています。
まず、弟子の使徒ヨハネが、イエス様に報告するところからです。
イエス様の名前で悪霊を追い出している人を見たので、やめさせました。その人が私たちに従わなかったからです。
使徒ヨハネの判断は、《私たちに従わないものは味方ではない》です。
使徒ヨハネの考えは、信用力を高めるためには正論です。
イエス様の名前で金儲けをする悪者がいたら、イエス様の信用を下げかねないからです。
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しかし、イエス様の答えは、《やめさせてはいけない》でした。
イエス様の理由は、《わたしの名を唱えて力あるわざを行ったものが、そのすぐ後でわたしのことを悪くいえる人はいません》です。
わたしたちに反対しない人は、わたしたちの味方です。
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使徒ヨハネのように、《信用》を重要視して《味方》を絞るのか?
イエス様のように、《信用》を落としても《味方》を増やすのか?
果たして、どちらが正しいのでしょうか。
ちょっと考え過ぎかもしれませんし、今回は今回で個別ケースで違うのだと言えばそれまでです。
ただ、イエス様の神様としての視点は、信用を気にする人の視点とはそもそも違うのかもしれません。