【日々のリマ】
使徒の働き13:2
彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が「さあ、わたしのためにバルナバとサウロを聖別して、わたしが召した働きに就かせなさい」と言われた。
【追記】
アンティオキアの教会でサウロ(後のパウロ)たちが祈っていると、聖霊の働きによって使命を与えられます。
サウロたちは、聖霊の働きに従い、セレウキアからキブロスに向けて船出し、サラミスの島に到着します。
サウロたちは、島全体を巡回して宣教を行います。
そこで、偽預言者であるユダヤ人の魔術師に出会います。
この魔術師は、その地方総督のもとにいました。
地方総督は、賢明な人で、サウロたちから神様のことを聞きたいと願っていました。
しかし、魔術師は、サウロたちに反対して、総督を信仰の道から遠ざけようとします。
そこで、サウロ(別名パウロ)は、聖霊に満たされて、魔術師をにらみつけます。
ああ、あらゆる偽りとあらゆる悪事に満ちた者、悪魔の子、すべての正義の敵、おまえは、主のまっすぐな道を曲げることをやめないのか。(使徒の働き13:10)
すると、魔術師は、しばらく日の光を見ることができなくなり、かすみと闇が彼を覆います。
総督は、眼の前でおきた出来事を見て、主の教えに驚嘆して、信仰の道に入ります。
・・・
人が、自分のちからで伝道すると思ったら、相手は伝道されません。
その相手に聖霊のちからが働くからこそ、伝道されるのです。
人がするのは、その手助けです。自分のちからを過信してはいけません。
あなたご自身が伝道されたとき、どのように聖霊のちからが作用していたか、思い出してみましょう。
それが、伝道に臨む出発点になります。