【日々のリマ】2023年2月11日(土)
詩篇86:1
ダビデの祈り。主よ、耳を傾けて私に答えてください。私は苦しみ、貧しいのです。
【追記】
詩篇86篇は、ダビデの祈りです。
ダビデは王ですから、栄誉と物質的な富に恵まれています。
しかし、この祈りには、栄光の王としての姿はありません。
ダビデの内面には、栄誉や富では満たせない苦しみ・貧しさがあります。
王としてのダビデは、配下にその弱みを見せなかったはずです。
しかし、神様は、王の王という立場です。
王の王(神様)が相手なら、王であるダビデも弱みを隠しません。
むしろ、全知の神様は、父親のように、ダビデの強さ(長所)も弱さ(短所)も知っています。
そのため、神様の前では、そもそも隠す必要がなく、素直になるしかありません。
そのことを悟れば・・・
ダビデがそうであったように、人は神様の前に素直になれます。
苦難の日に、私はあなたを呼び求めます。(詩篇86:7)
苦難の日こそ、神様の前に素直になりましょう。