【日々のレーマ】2022年12月24日(土)
ルツ記4:1
一方、ボアズは門のところへ上って行って、そこに座った。すると、ちょうど、ボアズが言ったあの買い戻しの権利のある親類が通りかかった。ボアズは彼に言った。「どうぞこちらに来て、ここにお座りください。」彼はそこに来て座った。
【追記】
ユダ族のエリメレクと妻ナオミは、飢饉のためにモアブの地に家族で移り住みます。やがてエリメレクは死に、ナオミと息子二人が残されます。息子の一人は、モアブの女性ルツと結婚しますが、息子たちはどちらも子を残すことなく、死にます。
この状態では、ユダ族エリメレクの家系は絶えることになります。
姑ナオミは、寡婦になったルツたちの将来を考えて実家に帰ることを勧めます。
ルツ記1:16【 ルツは言った。「お母様を捨て、別れて帰るように、仕向けないでください。お母様が行かれるところに私も行き、住まれるところに私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。】
異邦人であったルツは、姑ナオミに【あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です】と言うことで、信仰上のイスラエル人として生きることを誓います。
ルツと姑ナオミは、故郷ベツレヘムに戻って、女性二人で支え合って生活します。
ルツは、姑ナオミの願いにこたえて、エリメレクの親戚ボアズと結婚します。
ルツとボアズとの家系には、ダビデが生まれます。
ルツは、イスラエルの血統を何よりも大切にした異邦人の女性という点で、タマルと共通します。
ルツとタマルは、どちらもイエス様の系譜につながる尊い女性です。