【日々のレーマ】2022年11月22日(火)
イザヤ書34:16-17
主の書物を調べて読め。これらのもののうち、どれも失われていない。それぞれ自分の伴侶を欠くものはない。それは、主の口がこれを命じ、主の御霊がこれらを集めたからである。
主はこれらのもののためにくじを引き、御手が測り縄で測って彼らに分け与えたので、彼らはとこしえまでもこれを所有し、代々にわたってここに住む。
【追記】
エサウの子孫が住むエドムは、ヤコブの子孫が住むイスラエルと常に反目する関係です。
つまり、ヤコブとエサウの兄弟勝利は一代限りなのです。
兄弟勝利の後、ヤコブとエサウは離れて住むことになります。
そのため、お互いの子孫の間に交流がなくなったことが反目の遠因かと思います。
イザヤ書34章は、そんなエドムの将来に対する予定です。
エドムは、無人の地になってイバラやアザミが生い茂り、ジャッカルや蛇や鳶といった危険動物が伴侶と共に住むようになります。
イザヤ書34章16~17節は、その締めくくりの言葉です。
この締めくくりについては、人によって二重の読み方があります。
多数派の読み方は、主の書物は完全であって間違いないということです。
少数派の読み方は、(主の書物に書かれているように)無人になったエドムの地において、危険動物たちは伴侶を欠くものがなく、茫漠の測り縄が張られて、代々にわたって危険動物が住むということです。
個人的には、少数派の読み方が、前後の文脈からして自然だと思います。
(皆様は、どちらの読み方が正しいと思われますか。)
どちらにしても・・
イザヤ書34:16【主の書物を調べて読め】
に帰着します。