【日々のレーマ】2022年9月28日(水)
コリント第一 2:2
なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリストのほかには、何も知るまいと決心していたからです。
【追記】
パウロは【ギリシャ人は知恵を追求する】といいます。(コリント第一 1:22)
コリントのギリシャ人信徒たちは、天の秘密を知ることに熱心だったようです。
それを知っていたパウロは、あえて次のようにしました。
2:1【兄弟たち。私があなたがたのところに行ったとき、私は、すぐれたことばや知恵を用いて神の奥義を宣べ伝えることはしませんでした。】
彼らが、天の秘密を知って知識欲を満たしたらどうなるでしょう。
それで満足してしまえば、彼らは【キリスト】を求めません。
彼らが救われるのは、『天の秘密を知っている』からではありません。
彼らの救いには【キリスト】の存在が必要なのです。
そのために、パウロは、あえて彼らが求めている天の秘密を語らなかったのです。
人として、み言葉を学ぶことは大切です。
しかし、人は、み言葉を学ぶことで知識欲が満足すれば、キリストを求めない過ちをおかします。
パウロの決心をお手本にして、【キリスト】を知りましょう。
パウロの決心:【キリストのほかには、何も知るまいと決心していたからです】