長孫の展開

【日々のレーマ】2022年9月29日(木)

出エジプト記 13:2
「イスラエルの子らの間で最初に胎を開く長子はみな、人であれ家畜であれ、わたしのために聖別せよ。それは、わたしのものである。」

【追記】
聖書の中では、長子ではなく、次子を中心とした摂理が展開します。
それは、アダムエバが堕落して長子の嗣業が奪われたため、神様が長子を摂理に用いることができなかったという理由があります。

冒頭の聖句は、出エジプトの出発に際して、神様がモーセに告げたみ言葉です。
新世界へ向けて、神様のもとに長子の嗣業を取り戻すという意味があります。

【天聖経】の【天一国主人の生活】の2章2節にこうあります。

【地上の家庭は、天国をつくるための横的な世界です。縦的な世界は繁殖する事ができません。横的な世界で息子、娘が増えれば、彼らが神様の民となるのです。】

【王の一族が繁殖すれば、長孫だけを残し、全てが民となります。親戚になるというのです。親戚にも長孫がいるでしょう? 氏族たちも、氏族たちを合わせた長孫がいなければならないのではありませんか。それがアダムとエバです。アダムとエバは、伝統的な永遠の王と王妃です。しかし、民主世界では、これが全てなくなるのです。】

【天国の民を生産するための生成基盤は、天の家庭基盤ではなく、地上の家庭基盤です。息子、娘を生むという事は、天国の民を生産するという事です。】

王の一族が長孫(長子の嗣業)を中心に、氏族・民族として縦横に展開する道理が分かります。

(※嗣業・・・神の王国を受け継ぐこと)