【今朝の聖書引用】2022年6月6日(月)
ヨハネの福音書 12.3-8
3 マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった、家は香油のかおりでいっぱいになった。
4 ところが、弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしているイスカリオテ・ユダが言った。
5 「なぜ、この香油を三百デナリに売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
6 しかしこう言ったのは、彼が貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、彼は盗人であって、金入れを預かっていたが、その中に収められたものを、いつも盗んでいたからである。
7 イエスは言われた。「そのままにしておきなさい。マリヤはわたしの葬りの日のために、それを取っておこうとしていたのです。
8 あなたがたは、貧しい人々とはいつもいっしょにいるが、わたしとはいつもいっしょにいるわけではないからです。」
【追記】
今日はリマではなく、朝起きた瞬間にひらめいた聖句になります。
ここでの登場人物は、イエス様、マグダナのマリア、そしてイスカリオテのユダになります。
イエス様にとって、マグダナのマリアも、イスカリオテのユダも,大切な人でした。
時は、イエス様のエルサレム入城の直前です。
イエス様が王の王(キリスト)としてエルサレムに入る勝負の時です。
人間がどのような気持ちでキリストを迎えるかで、その後が決まる分岐点でした。
一方、そのときにイスカリオテのユダ(に入ったサタン)による十字架の影がありました。
香油をそぞぐのは2つの意味があるそうです。
一つは、王(キリスト)への油注ぎの儀式。
もう一つは、葬式で死者に油を揺る儀式。
お金が云々よりも気持ちの準備が大切なときと感じました。