《悔い改めなさい》の深い意味

【本日のレーマ】

マタイの福音書4章17節
この時からイエスは宣教を開始し、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と言われた。

【追記】

一般に《悔い改め》と言えば、反省や後悔や改心といった意味になります。

一方、聖書の《悔い改め》の原語メタノイアには、深い意味があります。

《罪の奴隷だった自分の心を、一転して神に向ける》という意味です。

人は、自らの行為を、反省して、後悔して、改心したら、しばらくは良くなるでしょう。

しかし、心の向きが、罪の奴隷のままだったら、いずれは罪に支配されて元に戻ります。

人は、罪の奴隷だった心を一転して神様に向ければ、その罪の支配から脱出します。

冒頭の聖句でイエス様が言われた《悔い改めなさい》は、反省・後悔・改心で終わらせずに、《罪の奴隷だった自分の心を、神様に向けなさい》という深い意味になります。