御子の唯一無二なる立場

【本日のリマ】

コロサイ人への手紙1章15節
 御子は、見えない神のかたちであり、すべての造られたものより先に生まれた方です。

【追記】

御子であるキリストが、《見えない神のかたちである》とは、どういうことでしょう。

キリストは、見えない神様のかたちが、ひとのかたち、つまり見える形状をもって、地上に現れた方となります。

ヘブル書1章3節では、このことを《御子は、神の本質の完全な現れであり》と表現します。

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そのキリストは、《すべての造られたものより先に生まれた方》でもあるわけです。

つまり、天地創造される前の神様において、キリストは既に存在していたということになります。

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これら二つの点において、キリストは唯一なる方です。たとえるなら、永遠のイスラエル神殿であり、本神殿です。

一方、キリストを信じる者は、キリストのからだの一部になります。

たとえるなら、一人ひとりは、分神殿になります。

それぞれの立場に応じて、他が代われない無二の役割があって、神様からの期待があります。

そのために、みことばを受けると、自分が小メシアや氏族のメシアだと自覚するでしょう。

しかし、創造前の神様と共にあって、唯一なる神の本質を持たれた本神殿としてのキリストに、代われる人はいません。

神の御子キリストは、唯一無二な方なのです。