神様が本来住まわれる家とは

【本日のリマ】

ヘブル人への手紙3章3節
家よりも、家を建てる人が大いなる栄誉を持つのと同じように、イエスはモーセよりも大いなる栄光を受けるにふさわしいとされました。

【追記】

ヘブル人への手紙は、ユダヤ教からキリスト教に一旦は改宗しながら、今もキリストの価値に迷っている人に向けて書かれた書簡です。

モーセと言えば、ユダヤ教における民族的な偉人です。

そのモーセが建てた幕屋は、後にエルサレム神殿へと発展します。

神の家としての神殿は、神の栄光をあらわすように時代を経て豪華になります。

しかし、神殿は、神の足台としての一時の象徴に過ぎず、神様が本来住むべき場所ではありません。

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神様が、本来住まわれる《神の家》とは、何でしょう。

神様が本来住まわれる《神の家》は、罪なき人間の体です。

ですから、罪なき最初の人間、キリストであるイエス様ご自身が、神の霊が本来住まわれる本神殿になります。

冒頭の聖句で、《家を建てる人》とは、神の霊が本来宿る本神殿を建てる方、すなわちキリスト本人になります。

モーセが建てた仮住まいの家である幕屋や神殿よりも、本来の神の家を地上に永遠に建てる人キリストこそ価値があると教えているのです。