闇の中を歩くのに光を持たない人は

【本日のリマ】

イザヤ書50章11節
闇の中を歩くのに光を持たない人は、主の御名に信頼し、自分の神に拠り頼め。

【追記】

イザヤ書50章は、バビロンに捕囚された民を神様が励ます内容です。

捕囚の民は、故郷エルサレムを離れて、厳しい現実にあります。

民にとっては、神様が自分たちを見捨てたように思えたでしょう。

現代であれば、この捕囚の民の末裔にイエス様がお産まれになることを知っています。

捕囚の民こそ、神様が希望を託す大切な存在だったのです。

しかし、嘆きの中に今ある民に、そんな先のことは通じません。

眼の前のことしか、今起きている厳しい現実しか見えず、神様を見失いそうです。

神様は、このまま民が闇の中をさまよって、倒れてしまうことを心配します。

そこで、神様は、嘆きの民に対して、神様を信頼して依り頼めと励まします。

人は、自分の良心の声に耳を傾ければ、いつでも神様の励ましの声を聞くことができます。

そうして神様に依り頼めば、闇の中でも倒れずに進むことができます。