そこには楽しみと喜びがあり

【日々のリマ】

イザヤ書51:3
まことに、主はシオンを慰め、そのすべての廃墟を慰めて、その荒野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜びがあり、感謝と歌声がある。

【追記】

シオンとは、エルサレムにあって神殿(キリストの代わり)が立つ場所です。

イザヤ書51章において、その神殿はバビロンに打ち壊され、今は廃墟になっています。

しかし、いつまでも廃墟のままではありません。

そこには、捕囚から解放された民が帰り、希望の槌音が響くからです。

冒頭の聖句は、この廃墟の地が再建によって、エデン(主の園)になるという預言(予定)です。

ここで、かつてのエデン(主の園)には何があったか考えましょう。

人類出発の地エデンには、当初、無原罪のアダムが立っていました。

同様にして、エデンのようになるとは、そこにイエス様(無原罪のキリスト)が立たれる意に理解できます。

そして、キリストが立たれる地(神の王国)には、楽しみと喜びがあり、感謝と歌声があります。

今、たとえ前に廃墟が広がろうとも、キリストと共に罪なき頃のエデンに立ち戻ることができるという内容です。