【日々のリマ】2023年1月16日(月)
エペソ人への手紙6:19
また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。
【追記】
エペソ6章の後半は、信徒が身につける霊的な強さについてパウロが語ります。
主にあって、その大能の方によって強められなさい。・・悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。・・腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべての上に信仰の盾を取りなさい。・・救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。(エペソ6:10-17)
霊的な強さにおいて重要なことは、悪なるものが外からばかり来るのではないことです。
内なる心に巣食う鬼神のごとき邪心からも来ます。
人は、本心と邪心(鬼神)との執拗なる戦いの中で、悪を退け、善に従おうとして不断の努力をしています。
丸腰で戦えばやられてしまうので、霊的な強さを身に着けるようにとパウロは説きます。
パウロは、このときローマにあって囚われの身であって、鎖につながれていました。それでも、パウロは神様の使節として、神の福音を伝えたいと使いの者に手紙を託すのです。
その霊的に強いパウロにあって、神の前の素直な謙遜を感じる聖句が冒頭の聖句です。
信徒に対して、まだまだ自分が足りないが故に、神様のみ言葉が口に与えられ、福音の奥義を大胆に語れるように祈ってくださいと素直にお願いします。
剛さと柔らかさがあってのパウロの強さを感じます。