ネヘミヤによる回復

【日々のレーマ】2022年11月9日(水)

ネヘミヤ記13:26
イスラエルの王ソロモンも、このことで罪を犯したではないか。

【追記】
バビロンは、ペルシャに滅ぼされます。
バビロンに捕囚されていたユダヤ人は、ペルシャ王クロスの詔書によって解放されます。

ユダヤ人は、その後、長い期間にわたってエルサレムへ帰還することになります。
ユダヤ人のネヘミヤは、ペルシャ王の側近という高い地位にあったため、すぐに帰らず、ペルシャに残りました。

しばらくして、ネヘミヤは、故郷であるエルサレムの惨状を聞きます。
エルサレムの城壁は崩されて火に焼かれ、バビロン捕囚から帰ったユダヤ人たちが困っていることを知ります。

このことを聞いたネヘミヤは、泣いて主の前に祈ります。
ネヘミヤは、民を救えと祈ったのではありません。

自分も含めてユダヤ民族が、主がモーセに命じた定めを守らなかったゆえにバビロンに捕囚され、エルサレムを荒廃させてしまったことを後悔したのです。

そこで、ネヘミヤは、ペルシャ王の許可を得て、エルサレムに帰還します。

ネヘミヤは、総督としてユダヤ人たちを指揮し、エルサレムの崩れた城壁を、わずか52日間で再建します。

さらにネヘミヤは、ユダヤ人の集会において、いにしえのモーセ書の朗読を開始します。
その朗読によって、ネヘミヤは、その当時のエルサレムが、モーセが主にした約束を守っていないことを知るのです。

そこで、ネヘミヤは、モーセの書に立ち返り、主との約束をエルサレムに取り戻します。
これは、ユダヤ民族の捕虜および帰還時代にあったことです。