南朝ユダと北朝イスラエル

【日々のレーマ】2022年10月27日(木)

歴代誌第二13:16
イスラエルの人々はユダの前から逃げ去った。こうして、神は彼らをユダの手に渡された。

※イスラエルは、北朝イスラエルのこと。
※ユダは、南朝ユダのことです。

【追記】
サウル・ダビデ・ソロモンと続いた統一王国は、なぜ南北に分かれることになったのでしょう。
原理講論4章4節には、こうあります。

【サウルによって始まった統一王国時代は、ダビデ王を経て、ソロモン王に至り、その際、彼が王妃たちの信じていた異邦人の神々に香を焚き犠牲をささげた結果、この三代をもって、カインの立場であった十部族を中心とする北朝イスラエルと、アベルの立場であった二部族を中心とする南朝ユダに、分立されてしまった。そして、南北王朝分立時代がくるようになったのである。】

そして、イエス様がお生まれになる系譜は、南朝ユダからバビロンに捕囚された人々に引き継がれ・・となります。
では、イエス様の系譜から外れた形の北朝イスラエルはどんな国だったでしょうか。

原理講論4章4節には、さらにこうあります。

【北朝イスラエルは、二六〇年の間に十九王が代わった。彼らは互いに殺害しあい、王室が九度も変革され、列王の中には、善良な王が一人もいなかったのである。】

【北朝イスラエルは依然として邪神を崇拝しつづけて、悔い改めることがなかったので、神は、彼らをアッシリヤに引き渡して滅亡させることにより、永遠に選民としての資格を失うように摂理されたのである。】

本日の聖句である歴代誌第二13章も見ましょう。
南朝ユダの王アビヤ(アビヤム)は、北朝イスラエルに対してこう宣告します。

13:11【私たちは、私たちの神、主への務めを果たしているが、あなたがたはこの方を捨て去った。】

旧約の時代は、イエス様の系譜をたどることで、どこに神様のご計画があったかが見えてきますね。