誠実さを堅く保つ

【日々のレーマ】2022年10月21日(金)

ヨブ記2:3
彼はなお、自分の誠実さを堅く保っている。

【追記】
ヨブ記第一章において、サタンは、「ヨブは理由もなく神を恐れているのだ」と言います。
ヨブは恐怖からの信仰であって、本心では神様の御業に感謝していないというのが、サタンの主張です。

サタンは、ヨブの財産を奪うことで、ヨブは神様を呪うはずだと。
そう言って、サタンは、ヨブの子孫と家畜の生命を奪います。

義人ヨブに対する過酷なサタンの試練です。
ヨブは、立ち上がって上着を引き裂きます。
ヨブの悲嘆が伝わります。

ヨブは頭を剃り、地に伏して礼拝します。
そして、ヨブはこう言います。

ヨブ記1:21【私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。】

サタンがヨブについて思っていたことは誤りでした。
ヨブは、これらすべてのことにおいても、罪に陥ることなく、神様に不平不満を思いませんでした。

それに対して、神様がサタンに言ったのが、冒頭の聖句になります。

ヨブ記2:3【彼はなお、自分の誠実さを堅く保っている。】

なぜ、ここで神様が救わないのかと思う方もいるでしょう。
しかし、それはヨブ記の最終章まで読めば、神様の心情が明らかになると思います。