主が来られる国

【日々のレーマ】2022年10月17日(月)

ルカの福音書 2:1
そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストゥスから出た。

【追記】
イエス様が誕生される際のユダヤ民族の立場です。

皇帝とはローマ帝国の皇帝になります。
エルサレムに帰還したユダヤ民族は、ローマ帝国に支配されていたのです。
イエス様は、ローマ帝国の属国の一つに誕生されたわけです。

イエス様を王の王として迎えるのであれば、属国ではなく、ダビデソロモン時代のような選民王国に王子として誕生することが平坦な近道だったはずです。

ところが、ルカ福音書17:25【しかし、まず人の子は多くの苦しみを受け、この時代の人々に捨てられなければなりません】とあります。平坦な近道にならないわけです。

なぜ、そのような遠回りの道をいくのでしょう。

イエス様を迎えるユダヤ民族は、それまでに侵入したサタンを分立してこそ、選民として立つからです。
そのために、イエス様が来られる国は、サタン側を代表するローマ帝国から、サタン分立40数の期間にわたって迫害を受ける必要がありました。

そのため、イエス様は、他国に支配される属国に生誕しました。

同じことは、再臨の主が誕生するときも起こるわけです。
再臨の主が誕生する国は、他国に支配される属国ということです。