【日々のレーマ】2022年10月8日(土)
マタイの福音書 11:9
そうでなければ、何を見に行ったのですか。預言者ですか。そうです。わたしはあなたがたに言います。預言者よりもすぐれた者を見に行ったのです。
【追記】
マタイ11:14 【あなたがたに受け入れる思いがあるなら、この人こそ来たるべきエリヤなのです。】
イエス様が、洗礼ヨハネこそ、来たるべきエリヤであることを群衆に証しています。
エリヤは、イエス様よりも900年前に地上で活躍し、昇天した預言者です。
旧約聖書の最後の頁で、神様は預言者エリヤを地上に遣わすと予定しています(マラキ4:5)。
イエス様当時のユダヤ人たちは、エリヤは昇天したのだから、エリヤその人が天から地上に降りて現れるはずと信じていたでしょう。
(昇天したイエス様が、天から地上に再臨するはずと現在のクリスチャンが信じているように。)
しかし、イエス様がエリヤだと明らかにした洗礼ヨハネは、どうだったのでしょうか。
エリヤの再臨といっても、洗礼ヨハネは900年前のエリヤその人ではありません。
エリヤ本人が天から地上に降りては来なかったのです。
洗礼ヨハネは、ザカリヤの赤子として地上に生まれています。
エリヤとは別の体と新しい名を持った洗礼ヨハネが、エリヤの再臨だったのです。
肉の体は、空中では作りようも、保ちようもありません。
母の胎の中で胎児として育ち、赤子として生まれるしかありません。
神の霊も、神の息として胎児に吹き込まれて、地上に生まれるのです。
これが神様が造られた被造世界の自然な姿です。
ここに深い意味を悟られる方は幸いだと思います。
昇天したイエス様の再臨も、昇天したエリヤの再臨のときがそうであったように、母の胎を通して赤子として地上にお生まれになるということです。