ダビデの強さ

【日々のレーマ】2022年9月4日(日)

詩篇 18:17
主は 力ある敵から私を救い出されました。 私を憎む者どもからも。 彼らが私より強かったからです。

※ダビデが、サウルの追手から逃れた時に詠んだ歌

【追記】
サウルは、部下であるダビデが人望のあることを妬みます。
そのために、サウルは、軍を出してダビデを殺そうとします。

ダビデは、かつて巨漢ゴリヤテに一人で立ち向かって勝利するほどの肝のすわった男です。
また、ダビデは、軍を率いて幾多の戦いにも勝利しています。
そんなに強いダビデが、自分を殺そうとするサウルの軍に刃向かいません。
サウル軍の理不尽な追撃に対して、ただ逃げるばかりです。

なぜでしょう。
ダビデは、【サウルに対して油を注いだ神様の御心】を大切に考えていたためです。
神様の御心を大切に思うが故に、ダビデはサウルに対して真摯な態度を貫いたのです。

そうやって、サウルの追手から逃れながら、ダビデが苦節の中で詠んだ歌が、詩篇18篇になります。
ダビデは、【自分が敵よりも弱いから神様が救ってくださった】と心の底から叫んでいます。

私たちは、ダビデが誰よりも強いことを、知っています。
それなのに、ダビデは、神様の前で自分は弱いと素直にいえるのです。

神様の前に謙遜であるからこそ、ダビデはこの世に対して強くなれるのだと分かります。

私たちは、神様の前にあって、強ぶっていないでしょうか。
それでは、神様は私たちをこの世のために使えません。

私たちも、神様の前にダビデのように謙遜でありましょう。
そうであってこそ、私たちはこの世に対して強くなれるのです。