逃れの町

【今朝のリマ】2022年5月18日(水)

申命記 19.8~10
あなたの神、主が、あなたの先祖たちに誓われたとおり、あなたの領土を広げ、先祖たちに与えると約束された地を、ことごとくあなたに与えられたなら、
—私が、きょう、あなたに命じるこのすべての命令をあなたが守り行い、あなたの神、主を愛し、いつまでもその道を歩むなら—そのとき、この三つの町に、さらに三つの町を追加しなさい。
あなたの神、主が相続地としてあなたに与えようとしておられる地で、罪のない者の血が流されることがなく、また、あなたが血の罪を負うことがないためである。

【追記】
申命記19章です。
前半で、神様は、まず、今の地域を三つに区分して、逃れの町を創るように言われます。ここは、その町の更なる追加です。
逃れの町は、間違って他人を殺した人(故意殺人ではなく罪無き過失の事故)が逃れることを赦す町です。隔離政策ですね。
日本の時代劇や昔話では、親のかたき討ちをする話に人々の共感が集まりますが、神様はちがいます。怨みの連鎖を避けるように命じます。
神様が逃れの町を私たちに作らせる目的は、神の民に怨みの連鎖が広がって殺し合って血の罪を負わないようにするためです。

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