【日々のレーマ】
イザヤ書、51章7節
義を知る者たちよ、わたしに聞け。心にわたしのおしえを持つ民よ、人のそしりを恐れるな。彼らの、ののしりにくじけるな。
【追記】
義を知る者たちよと、主はよばわれます。
この呼びかけに答える賢者は、義を知るがゆえに、自分を義とする過ちは犯しません。
神の義は、公平であって、自分にも相手にもなく、神様にあると知るからです。
さらに、冒頭の聖句で、【義を知る者たち】に対して、義なる神様は【わたしに聞け】と言われるのです。
そうして神様のみこころに尋ね聞く、余裕があれば、賢者は、相手を不義とは決めつけず、相手にひどい言葉を吐くこともなくなります。
箴言に、こうあるとおりです。
隣人を蔑む者は良識がない。英知のある者は沈黙を守る。(箴言、11章12節より)
この義なる沈黙こそ、賢者のいざというときの言葉を、あたい千金にします。
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イエス様も、ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならないと、弟子たちに命じられています。(マタイ、16章20節より)
このとき、イエス様は、人のそしりや、ののしりを恐れたのではありません。
イエス様のキリストとしての価値を許容できない者たちが、イエス様をあしざまにして、罪におちないためです。
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そのことから、私たちも、神様のみこころに尋ね聞いて、相手が許容できないと知ったら、沈黙すべしです。
神様に聞いて、相手が許容できる範囲に限って、神の義を語るべしとなります。