ときのしるしを見分けよ。

【日々のレーマ】

ルカの福音書12章58節より
あなたを訴える人と一緒に役人のところに行くときは、途中でその人と和解するように努めなさい。そうでないと、その人はあなたを裁判官のもとにひっぱって行き、裁判官はあなたを看守に引き渡し、看守はあなたを牢に投げ込みます。

【追記】

イエス様は、この世の争いにおいて、和解することをすすめています。

双方に言い分があれば、この世の善悪は一致しないからです。

たとえ裁判の場で決着がつこうと、双方の善悪がそもそも一致しない限り、双方が納得する決着にはなりません。

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この聖句について、黒崎註解は「ときのしるしを見分けよ、いそげ」と解釈します。

確かに、人間中心のこの世の争いに熱くなれば、今もっと大切な「ときのしるし」を見失うかもしれません。

ときのしるしこそは、神様とキリストのみ旨のことです。

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では、人間中心のこの世の争いが和解できなければ、どうなるのでしょう。

イエス様の冒頭の聖句には、続きがあります。

あなたに言います。最後の一レプタを支払うまで、そこから出ることは決してできません。(ルカ書、12章59節より)

イエス様は、双方が人間中心に争えば、泥試合になると言われているのです。